園評価の結果

令和7年度   新木保育園 園評価
                                        
1 保育所における自己評価及び園評価への取り組み
〇中期経営目標の設定、経営計画説明、共通理解
〇総括的な自己評価 
〇園評価の実施・集計・分析
①評価項目の検討・共通理解 ②保育活動やクラス経営全般についての評価 ③分掌業務についての評価


2 評価結果
 (1)本年度の重点目標の実現状況    
保育士等が自らの保育実践を振り返る自己評価を実施した結果、3つの重点目標を、概ね達成していると評価した。また、保育内容も保育士の約大半が達成していると評価した。これらの結果を踏まえ、一年間を振り返り、保育目標が概ね達成できたと捉えている。
                                                 (2)総括的な自己評価結果について
<成果>
① 各評価項目の取組結果は比較的高く、各職員は重点目標を意識し、課題を共有する姿勢が昨年度よりも向上しているように思う。また、その取組に応じた成果が見られた項目が多く大きな成果と評価できる。


② 保育・教育活動の充実に関する項目については、環境の構成、教材開発、保育・教育の環境整備ともに取組結果に比べて成果結果が高く積極的な取組がなされたと思う。しかし、環境の構成、教材開発、園内外の環境整備などはもっと工夫し、教材の検討や指導の展開についてもさらに向上心を持って取り組む必要があるといえる。

③ 職員の協力体制作りについては、園務に関するマニュアル及び園務分掌を作成したので、昨年に比べて話し合いの機会を多く持つことができ充実したものになったと思う。また、園内研究は多くは設定できなかったが、保育者同士で課題を共有し合う姿が見られるようになったことは大きな成果といえる。

④ 子育て支援のための保護者・地域との交流活動の充実については制限をなくし、保護者だけでなく地域の人々やお年寄りなどとの交流を深めることができるように働きかけた。ホームページでの情報の発信や更新の回数も増やしてきたが、さらに地域との連携等を深めるため情報の発信や情報誌の発行を充実させる必要があるといえる。  


<課題・主な改善策>                        
① 環境整備・教材開発の充実
・ 遊びの中に生かせる教材開発と、一人一人の自分らしさを認め生かしていく援助を工夫し、保育の充実だけでなく、保育者の資質向上につなげていく。
② 子育て支援に関する広報の工夫
・ ホームページや情報誌の内容を工夫して、「新木保育園」を知ってもらえるように、保護者だけでなく地域の方やお年寄りなど幅広く発信し、一緒にできる活動を増やしていく。

 

令和7年度   新木保育園 園評価の評価指標と評価結果

1 保育・教育活動の充実  (目標・・・表現する楽しさや喜びが実現できる教材開発と環境づくり)

(1)[環境の構成] 保育室内外の環境の構成・整理(美しさを意識した掲示板や環境整備)

①取組指標 ・月1回以上(4点)・月1回程度(3点)・2ヶ月に1回(2点)・学期に1回程度(1点)  ②評価結果 (結果2.88点)

③成果指標 ・半数以上の幼児が、自分たちの保育室をきれいに整えようとするようになった(4点)
      ・半数以上の幼児が、掲示板や教材から遊びのイメージを広げるようになった(3点)
      ・半数以上の幼児が、掲示板や教材に興味を示して見たり触ったりするようになった(2点)
      ・半数以上の幼児が、掲示板や教材などの環境に、あまり興味を示さない(1点)     ④評価結果 (結果2.84点)                                  

⑤分析考察 ・遊びのイメージを広げられるように掲示物を、月1回以上構成し環境をととのえた。掲示 物からイメージを広げたり遊びに生かすことができており、のびのびと表現を楽しむ様になった。 自分たちの保育室をきれいに整えようとする意識が芽生えつつあるので、更なる工夫や教材開発に努めていきたい。


(2)[教材開発 環境の構成] 表現に関する教材開発や積極的な材料提示


①取組指標 ・月1回以上(4点)・月1回程度(3点)・2ヶ月に1回(2点)・学期に1回程度(1点)
②評価結果 (結果2.95点) 

③成果指標 ・半数以上の幼児が、自分たちの遊びに表現を取り込み楽しむようになった(4点)
      ・半数以上の幼児が自分なりに工夫して表現を楽しむようになった(3点)
      ・半数以上の幼児が、保育者と一緒に表現を楽しむようになった(2点)
      ・保育者が提示すると、半数以上の幼児が参加するようになった(1点)
④評価結果 (結果2.82点)

⑤分析考察 ・教材開発や材料提示を積極的に行うことで、表現遊びを楽しみにすることが多くなり、積極的に表現活動に取り組むようになった。表現活動に喜んで取り組むようになってきたので、これからも伸び伸びと表現できるように年齢や場に応じた材料提示を工夫していきたい。

 

(3)[保育・教育の環境整備] 表現遊びの充実のための用具等の購入・整備(設置者との連携)

 

①取組指標 ・材料・用具等の計画的な整備と活用(4点)・材料・用具等購入の設置者との連携(3点)
      ・表現に関する材料、用具等の検討(2点)園内にある材料・用具等の確認(1点)
②評価結果 (結果3.21点)

③成果指標 ・幼児が活用しやすく環境を構成したり工夫したりするようになった(4点)
      ・幼児が表現を楽しめる材料や用具の整備状況を考えるようになった(3点)
      ・幼児が表現を楽しくする材料や用具を積極的に求めるようになった(2点)
      ・幼児が必要な用具がないとあきらめ、園にある用具でできることを考える(1点)
④評価結果 (結果3.29点)                                                                                 

⑤分析考察 ・主任や副主任が中心になり、保育材料や用具等の計画的な購入について職員の意見を聞きながら、設置者との連携をタイムリーに行うことができた。保育者が教材の計画的な整備に意識を持ち始め、いろいろな提言を設置者にしてくるようになった。

 

2 職員の育成・資質向上や運営(目標・・・共通課題に向かう教職員の協力体制づくり)


(1)[組織運営] 幼児の様子や分掌事務について教職員の話し合い
①取組指標 ・月4回以上(4点)・月3回程度(3点)・月2回程度(2点)・月1回程度(1点)

②評価結果 (結果2.91点)                                   

③成果指標 ・報告、連絡、相談を意識的に行って園務を遂行するようになった(4点)
      ・保育や園務分掌の中で、他の職員と協力しようとするようになった(3点)
      ・経験年数や年齢等を気にせず、思っていることを言い合うようになった(2点)
      ・互いに、明るく気持ちよく挨拶するようになった(1点)
④評価結果 (結果3.15点)

⑤分析考察 ・園務を明確にするために、園務分掌を作成し、職員が目標を共有して園務を行うようにした。職員が、自分の思いや行動を十分に発揮できるような雰囲気づくりを行ってきた。これからも、思いを伝えやすいより良い環境を作っていきたい。              

 
(2)[研修] 開発した教材等に関する相互啓発、園内研修会の実施 

 

①取組指標 ・月2回以上(4点)・月1回程度(3点)・2ヶ月に1回程度(2点)・学期に1回程度(1点)②評価結果 (結果2.32点)                                   


③成果指標 ・半数以上の保育者が、もっと面白い教材を見つけようとするようになった(4点)
      ・半数以上の保育者が教材研究をし、教え合う姿が見られるようになった(3点)
      ・半数以上の保育者が、園内研修で提案されたことを試してみるようになった(2点)
      ・遊びを考えて、幼児に提案するようになった(1点)
④評価結果 (結果2.73点)                                  

⑤分析考察 ・打合せの時間をとることが難しいが、アイデアを出し一緒に考えようする姿や、新しい教材について保育者同士が教え合う姿が見られるようになってきた。保育内容の充実のために、園外研修で学んだことを、フィードバックして、保育者の相互啓発や協力体制につなげていけるように、園内研修の機会を増やしていきたい。

 

3 地域に開かれた園づくり(目標・・・子育ての支援のための保護者・地域との交流活動の充実)

  

(1)[子育て支援] 子育て支援の内容充実・積極的な運営方針の周知・徹底             ①取組指標 ・情報紙発行・ミニ イベント月2回以上(4点)・情報紙発行・ミニイベント月1回(3点)
      ・情報発信月1回程度(2点)・子育て支援のための園庭開放月1回程度(1点)

②評価結果 (結果1.95点)                                                                                 

③成果指標 ・子育て支援活動への参加者・子育て相談者が、年間延べ300人以上(4点)
      ・子育て支援活動への参加者・子育て相談者が、年間延べ200人以上(3点)
      ・子育て支援活動への参加者・子育て相談者が、年間延べ100人以上(2点)
      ・子育て支援活動への参加者・子育て相談者が、年間延べ50人以上(1点)
④評価結果 (結果2.23点)

⑤分析考察 ・子育て支援に関する情報は、情報誌を毎月発行している。ホームページも含めて、外部への発信も行っているが、認知度はまだまだ低い。保護者や外部の人々も満足してもらえるように今後も工夫していきたい。保護者からの子育て支援の相談は少しずつ増えているが、外部からの相談はほとんどないので、外部への発信や活動内容を充実させ参加者を増やしていきたいたい。

                                               (2)[保護者・地域との連携] 保育活動と関連付けた行事の設定と保護者・地域との交流活動の実施

①取組指標 ・1年に3回以上(4点)・1年に2回(3点)・1年に1回(2点)・必要なときのみ(1点) ②評価結果 (結果3.34点)                                 

③成果指標 ・保護者や地域との交流で積極的に関わろうとする幼児が75%以上(4点)
      ・保護者や地域との交流で積極的に関わろうとする幼児が65%以上(3点)
      ・保護者や地域との交流で積極的に関わろうとする幼児が50%以上(2点)
      ・保護者や地域との交流で積極的に関わろうとする幼児が50%未満(1点)
④評価結果 (結果3.36点)                                                                                 

⑤分析考察 ・年長児と小学校との交流活動の内容は充実し、年長児の60%以上が就学に向けて積極的に関わろうとするようになった。夏祭りや運動会、発表会などの行事を通して、保護者や地域の人々とのつながりが深まり積極的に交流するようになった。普段の生活の中でも自然な交流ができるように交流の機会をもっと増やしていきたい。